京都アニものづくりAWARD 2023


2017年に創設して、通算6回目の「アニものづくりアワード」開催となります。京まふ、KYOTO CMEX、京都市、後援・協力団体、これまで応募いただきました企業・団体をはじめ、関係各位に深く御礼申し上げます。

配信サービスなどの充実や、相次ぐ劇場版アニメの大ヒットの影響で、アニメは幅広い世代で視聴されるようになり、もはや国民的なエンターテインメントとして定着した気配を感じます。
それに伴い、アニメ・マンガ・キャラクターを活用した企業マーケティングも、業種がどんどん広がり、また内容も多様化・複雑化しています。そして自治体をはじめとする地方創生などでも大いに活用されています。また、海外でも事例が増え、今年は「中国特別賞」を設置いたしました。
国内外の優れた作品が集まるアワードとして、少しでも多くの企業や団体の方々に作品を応募いただき、アニメ×異業種のさらなる発展、そして皆様のビジネス向上の一助になれば幸いです。

令和5年5月12日 アニものづくりアワード実行委員会

京都アニものづくりAWARD 2023 表彰作品

表彰作品の発表

京都アニものづくりAWARD 2023の表彰作品が決定し、「京都国際マンガ・アニメフェア2023」にて発表いたしました。のべ107のノミネート作品の中から、総合グランプリを含む24作品を表彰させていただきました。

アニものづくりAWARDとは

日本初のアニメ×異業種の祭典!

近年、アニメファンの増加・一般化によってマーケットが広がり、アニメとは直接関係のなかった自動車メーカー、食品メーカー、流通、テクノロジー、サービス、観光、官公庁など、一般企業・団体によるアニメやマンガ、キャラクターとのコラボ商品、広告プロモーションでの活用が増加しております。
これは、アニメ業界にとって新しいビジネスチャンスであるとともに、一般企業・団体にとってもこれまでと違う視点での「ものづくり・ことづくり」を生み出すチャンスを秘めています。
「アニものづくり」アワードは、アニメ業界と一般企業・団体とのさらなるビジネス活性化を目指し、優れたコラボ商品、広告クリエイティブ、プロモーション、事業などを顕彰する取り組みです。

アワードの流れ

2023年5月12日
〜7月14日

エントリー期間

※インターナショナル部門のエントリーシートは異なりますのでご注意ください

2023年8月

ノミネート作品を発表

※当HPと応募者へのメールでご連絡

2023年9月

「京都国際マンガ・アニメフェア2023(京まふ)」にて入賞作品発表イベントを開催

募集要項

応募対象

2021年1月1日~2023年7月14日の間に、発売・公開・実施された企業や法人、団体による商品・サービス・広告・プロモーションのうち、アニメやマンガ、キャラクター等を活用したものが対象です。

応募部門

1
アニメーションCM部門

TVやWEBなどで公開された、アニメーション技法で制作された動画広告作品を対象とします。

2
コンテンツタイアップ部門

既存IP(アニメ、マンガ、キャラクター等)の特性や世界観を活かし、商品、サービスおよび広告プロモーションなどの分野で、商品化やコラボレーションを行ったものを対象とします。

3
オリジナルコンテンツ部門

企業による自社キャラクターやオリジナルコンテンツ(キャラクターを用いた映像、声優による各種コンテンツ、読みもの等)を活用し、商品・サービス開発および広告プロモーションを行ったものを対象とします。

4
クラフトデザイン部門

アニメ、マンガ、キャラクターなどを活用した企業の商品、伝統工芸とのコラボレーション商品、ノベルティグッズ等において優れたクラフトデザインだったものを対象とします。

5
テクノロジー・イノベーション部門

アニメ、マンガ、キャラクターなどとIT技術を組み合わせたエンターテインメント性及び技術革新性が高いプロダクト、サービスなどを対象とします。

6
インターナショナル部門

日本以外の地域において、日本のアニメ、マンガ、ゲーム、キャラクター作品などを活用したTVCM、コンテンツコラボ、クラフトデザインなどの企業コミュニケーション全般を対象とします。

インターナショナル部門内の特別賞として、「中国特別賞」を併設します。同部門応募作品のうち、中国国内作品の中から優れたものを 中国特別賞として表彰します。従いまして中国特別賞の対象になるには、インターナショナル部門への応募が必要です。

7
地方創生部門

地域の産業振興などの地方創生を主な目的とした、アニメ・マンガ・キャラクターを活用した企業・団体・自治体などによる取り組みを対象とします。

8
総合グランプリ

上記カテゴリーの中から特に優れたものに対して贈る総合グランプリです。

原則、自薦による応募とします。各部門への重複応募は可能です。

第1~3回アニものづくりアワードと第1回京都アニものづくりアワード及び京都アニものづくりアワード2022の応募作品は審査対象外となります。ただし、アニメCMやコラボ商品等のシリーズ新作の発売・公開等が応募期間内に含まれる場合は応募可能です。

「アニメ×異業種」がテーマですので、例えばアニメ会社の新作アニメCM、出版社の新刊プロモーション、単なるキャラクター玩具等は対象外になります。不明点は公式ホームページ、または事務局までお問い合わせください。

部門や内容について予告なく変更する場合があります。

応募形式

「アニものづくり」公式ホームページからエントリーシートをダウンロード記入の上、補足資料を添えてメールにてお送りください。

補足資料はキービジュアル画像、商品やイベントがわかる画像、ホームページ画像など。最大10点まででお願いします。

応募できる方

応募作品に直接的に携わった企業、制作者。

応募に際しては、必ず販売・実施した企業、権利元の出品許諾をお取りください。

応募期間

2023年5月12日~2023年7月14日締め切り(必着)。

選考方法と発表について

1. 

選考 : 全てのエントリー作品から「アニものづくり事務局」が一次審査を実施し、選考委員による最終審査を行います。

2. 

発表 : 9月に京都市内で行われる「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)」において、各部門の表彰作品(最優秀賞・優秀賞)の発表イベントを開催します。「アニものづくり」公式ホームページにも掲載いたします。

選考委員

選考委員長

夏野剛
夏野剛

早稲田大学政治経済学部卒、東京ガス入社。ペンシルバニア大学経営大学院(ウォートンスクール)卒。ベンチャー企業副社長を経て、NTTドコモへ。「iモード」「おサイフケータイ」などの多くのサービスを立ち上げ、ドコモ執行役員を務めた。現在は近畿大学の特別招聘教授のほか、株式会社KADOKAWA代表取締役社長、株式会社ドワンゴ代表取締役社長、そして、トランスコスモス、グリー、USEN-NEXT HOLDINGS、日本オラクルの社外取締役を兼任。このほか経済産業省の未踏IT人材発掘・育成事業の統括プロジェクトマネージャー、内閣府クールジャパン官民連携プラットフォーム共同会長なども務める。

選考委員

遠藤諭
遠藤諭

株式会社角川アスキー総合研究所 主席研究員。1990年〜2002年まで『月刊アスキー』編集長・編集人。株式会社アスキー取締役などを経て、2013年より現職。ネットやデジタル、コンテンツに関するコンサルティング・出版を行っている。アスキー入社前『東京おとなクラブ』を主宰しておりサブカルチャーにも造詣が深い。著書に『ジェネラルパーパス・テクノロジー』(アスキー新書、野口 悠紀雄氏との共著)など。

数土直志
数土直志

ジャーナリスト。新潟国際アニメーション映画祭プログラムディレクター。国内外のアニメーション関する取材・報道・執筆を行う。また国内のアニメーションビジネスの調査・研究をする。大手証券会社を経て、2002年に情報サイト「アニメ!アニメ!」を立ち上げ編集長を務める。2012年に運営サイトを(株)イードに譲渡。「デジタルコンテンツ白書」アニメーションパート、「アニメ産業レポート」などを執筆。
主著に『誰がこれからのアニメをつくるのか? 中国資本とネット配信が起こす静かな革命』 (星海社新書)、『日本のアニメ監督はいかにして世界へ打って出たのか?』 (星海社新書)。

中村彰憲
中村彰憲

立命館大学映像学部教授、立命館大学ゲーム研究センター センター長。専門は国際経営、ならびに中国コンテンツ産業。アニメ産業に関しては中国における文化産業振興政策調査の一環として蘇州、杭州、上海、北京などに存在するCG、アニメスタジオに対する調査を行い、その成果を『中国ゲーム産業史』(第7章)にて公開。また、欧米で進む「トランスメディア・ストーリーテリング」という概念を用いて改めてアニメスタジオとゲームスタジオとの関係性を調査しその一部を学会などで報告している。

丸山正雄
丸山正雄

スタジオM2代表取締役社長。テレビアニメーションの創生期、虫プロダクション(旧)に入社し、手塚治虫の元でアニメ制作に携わる。1972年、出崎統らと共に独立し、マッドハウスを設立。企画やプロデューサーとして『YAWARA!』『パーフェクトブルー』『時をかける少女』など多くの作品を手がける。その後、アニメ制作会社・MAPPAの設立を経て、2016年にスタジオM2を立ち上げた。

陸川和男
陸川和男

広告・マーケティングの専門誌の編集者、マーケティング会社の研究員等を経て、2000年7月、株式会社キャラクター・データバンク(CDB)を設立。CDB事業の統括を行うかたわら、キャラクタービジネスのアナリストとしてTV・ラジオ・新聞・雑誌等でのコメンテーターや執筆、講演活動なども行う。また2014年には一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会の設立に参加し、現在は専務理事を務める。東京2020マスコット選考検討会議/マスコット審査会委員。

(五十音順)

特別選考委員

齋藤茂
齋藤茂

株式会社トーセ代表取締役会長兼CEO、京都商工会議所副会頭、KYOTO Cross Media Experience実行委員会委員長。京都府出身。株式会社トーセは1979年の設立以来、2,300タイトルを超えるゲームソフトやスマートフォン向けアプリの開発に携わり、縁の下の力持ちとしてゲーム業界を牽引し続ける。また、京都を中心とした経済・文化振興団体の理事や委員なども歴任。

ガリガリ
林龍太郎

広告クリエイター・プロデューサー。出版業界誌、カルチャー誌などの編集者を経て、広告業界に転身。アニメやマンガなどのコンテンツを活用した広告プロモーションやコラボ商品企画などを多数手がける。同分野の専門家として執筆活動や講演活動も行う。

真木太郎
真木太郎

株式会社ジェンコ代表取締役。1977年に東北新社へ入社、洋画の買付や映画の製作・配給、アニメ作品の製作などに携わった。その後パイオニアLDCに入社し、いくつものアニメ製作に従事した経験から、1997年に業界では珍しい作品企画・プロデュース専門会社である株式会社ジェンコを設立。これまでに『機動警察パトレイバー the Movie』(1995)、『千年女優』(2002)、『ソードアート・オンライン』(2012)、『この世界の片隅に』(2016)など、100本以上のアニメ作品の製作に携わってきた。

松田あずさ
松田あずさ

SPJA (Society for the Promotion of Japanese Animation), VP of Business Development. 北米最大のアニメイベント、アニメエキスポでプロデューサーとしてコンテンツやゲストのブッキング、新企画の立ち上げなどを行う傍ら日本のポップカルチャーと米国エンタメ企業をつなぐビジネスカンファレンスを定期的に開催している。アニメエキスポを通して日米交流の促進、相互理解の増進の為に努めており、講演活動も行なっている。

(五十音順)

主催

アニものづくりアワード実行委員会

共催

京都国際マンガ・アニメフェア2023実行委員会
KYOTO Cross Media Experience実行委員会

協力

Anime Expo
一般社団法人アニメツーリズム協会

後援

株式会社キャラクター・データバンク
京都市
株式会社Tokyo Otaku Mode
Peatix Japan株式会社

(五十音順)

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